武蔵野市山岳連盟
登山スクールの概要

1・目的 

初心者登山教室で得た知識と経験をベースとして、無雪期の標高2,000m以上の高山も<自立>して安全に登れる基礎的な知識と登山技術の習得を机上講習と山行実習を通してグループで出来るように練成します。

2・制限事項

1)本格的岩登り・沢登り、本格的な雪山登山は行わない。

2)装備もアイゼン・ピッケル・ザイル等は使わない。但し奥多摩周辺の冬季低山へ行く時は安全のため軽アイゼンは携行する。

3・講習内容

1)山行計画、山行報告

2)山行実習(スタッフが毎回同行し現場で指導する)

3)机上講義 (1)専門講義(月例会とは別の日時に外部講師による)
                 @気象(2回)
                 A山の医学
                 B救急法・心肺蘇生法・応急処置

               (2)ワンポイント講義(月例会時にスタッフによる課題等)

@計画書、報告書の作り方
A比高断面図の書き方
B概念図の書き方
C水の補給
Dエネルギー補給・行動食
E読地図とコンパスの使い方
F装備
G搬送法・ビバーク  等

4・月例会 (会場=総合体育館視聴覚室
         時間=後6時45分〜8時45分・曜日=原則は第1水曜日)

1)前月山行報告

2)当月山行の計画書の完成、提出

3)翌月の山行計画

4)ワンポイント講義
5・書類の提出
   @計画書、A報告書  毎回全員(正本は手元に置き、コピーを提出してください)

6.山行実習

1)毎月1回、第3土曜日および日曜日に班単位で行います。
       景信山・陣馬山、高畑山・倉岳山、大岳山、大菩薩峠、
       金峰山、滝子山、乾徳山、雲取山、大塚山
       松生山、笹尾根、高茶山 等

2)8月(金峰山)、11月(雲取山)は一泊泊りとし、山小屋での宿泊を経験します。

3)全員に1回以上チーフリーダーCL、サブリーダーSLの役割経験を課します。

4)スタッフは毎回各班2名(原則)同行します。

取り組み方

1・準備期間 4月、5月はスタッフが準備し基礎訓練を行います。

2・班分け 6月から班分けをし、班ごとに計画し山行実習を行います。

申込方法
     
スクール開講前月の1日(通常は3月1日)から受け付けます。

  
平成28年度受講生募集は終わりました。

募集時期になると、武蔵野市、武蔵野生涯学習振興事業団、武蔵野市体育協会の   ホームページに募集案内が載ります。


<歴史>
初代野外活動センター長・榎本幸二郎氏を中心に加盟団体の有志等がボランティアの形で平成2年に始めた「山登りゼミナール」が前身。
7期まで続けられたが、平成10年から野外活動センターの委託事業として連盟が主管することになり、名称も「むさしの登山スクール」に改められた。

2015年度 受講生の皆様への連絡は、こちら